354 :風と木の名無しさん :04/01/20 04:24 ID:UxdD3Ji7


ここでアフリカに目を向けてみる。
アンゴラを知っているだろうか、長年の内戦で政府軍と反政府軍が対立している所である。
政府軍は石油、反政府軍はダイヤモンドと言うお互いに貴重な経済資源を保有している。
その経済資源を用いて買っているのはもちろん武器だ。

[石油資源]      [ダイヤモンド]           [軍事兵器]
 \Θ/            \◎ノ              \○ノ
   |               |                  |
  く\             /ゝ                く\
アンゴラ政府軍   アンゴラ反政府軍(革命軍)    軍需産業

だがあまりの内戦の長期化に政府軍はとうとうアメリカの民間軍事会社に依頼した。
「何とかこの戦争を止めて貰えないだろうか。ご指導を受けたい。」
多額の資金を会社に払い、政府軍は民間軍事会社から
戦術論、精神教育、防衛施設の整備、武器整備、通信機器等の様々な指導を受けた。
              ________
              |戦術的に情報を活用する方法
              |    \○  by 民明書房
      ●        ̄ ̄ ̄  |\
      く|ゝ           | ̄ ̄|


355 :風と木の名無しさん :04/01/20 04:28 ID:UxdD3Ji7


そして次に政府軍が民間軍事会社に依頼したのは「特定地域の爆撃」である。
民間軍事会社はアメリカから自社の爆撃機をアフリカまで飛ばし、指定区域を爆撃した。
政府軍は一気に優勢に立ち、勝負は政府軍が勝つかと思われた。

              ________
              |1、戦術的指向性同性愛爆撃 10bombs / 80,000$
              |2、戦略的拡散性同性愛爆撃 10bombs / 120,000$
     ドーセーアイ?  |      ○ ドーセーアイハ テロリズムダ
      ●/       ̄ ̄ ̄/|\ バクゲキハ ヒツヨウダ
      く|            | ̄ ̄|

だが、反政府軍も馬鹿ではない。
反政府軍も民間軍事会社に依頼。
多量のダイヤモンドを与える代わりに軍事指南を受けた。
ゲリラ戦法等の正規兵が使わない卑怯な戦法を中心に反政府軍も反撃に出た。

 ゲリラ的攻め
                         ガシッ  版、ナニィィィ!!
  ○       ●y-""   クラエ、オレノチンポ○●/
   |        く|                | ̄|
  人        |>               /| く\

 ゲリラ的受け
                            版、ナンダァァァ?!
  ○       ●y-""           \●y-""
   |        く|                 |へ
  人        |>                | ○| ̄|_ カンジルゥゥゥ


356 :風と木の名無しさん :04/01/20 04:41 ID:UxdD3Ji7

焦った政府軍はアメリカやイギリスから民間軍事会社を通じて傭兵を雇う。
同じく反政府軍も傭兵を雇った。

[石油資源]      [ダイヤモンド]            [傭兵] 傭兵主要出身国
 \Θ/            \◎ノ              \○ノ アメリカ、ノルウェー
   |               |                 |  スウェーデン、スイス
   |\             <|                く\  韓国、日本、オランダ等
アンゴラ政府軍   アンゴラ反政府軍(革命軍)   民間軍事会社

傭兵の給料は時給で300-400円程度。
自由契約では、その限りではない。

そして政府軍も反政府軍もお互いの傭兵を買収しあう事態にまで発展し、
傭兵は信条や思想とは全く無関係に、金をたくさん払う方についた。

昨日                   今日
                        
 キサマァァ                   アイシテルゥゥ
  Θ_●/ グエェェェ            Θ_ _● オレモー
   |  ̄ |                   |  ̄  ̄ |
  /> 人                 />    く\


357 :風と木の名無しさん :04/01/20 04:43 ID:UxdD3Ji7


現在も国連でこの問題は断続的に話し合われているが、
これといった解決案も出ず事態は膠着状態にある。

アメリカの有名な民間軍事会社 MPRI がマスメディアから
戦争を煽っているのではと質問を受けた事がある。

MPRI側は需要があるから供給しているだけであり、
戦争が長期化するかどうかの責任は需要側(顧客)にあると言っている。

ちなみにアンゴラ反政府軍側が大量にダイヤを売り出している為、
世界的にダイヤの原価、仕入れ値が安くなりつつある。
不謹慎だが、ダイヤを買うならアンゴラ内戦中に買った方が安い。

アメリカの有名な民間軍事会社 MPRI
アンゴラの政府軍側の軍事指導等を行った。
http://www.mpri.com/