592 名前: 風と木の名無しさん 04/06/30 23:40 ID:IFHNCCjO

海底油田の件なんだけど、ニホンたんも調査始めるんだよね。

「ニホンたん、僕に逆らおうなんて四千年早いアル!」
そう言い放って中五はニホンを荒々しく組みしいた。
首筋に熱い吐息を受けた矢先、鋭い痛みをニホンは感じた。
中五が歯を立てた傷口に滲んだ紅い血に舌を這わせている。
その痛みに一瞬気が遠くなる。
躯の奥底から沸き上がってくる被虐の快感に思わず我を忘れて
流されそうになる。
こんな体にしたのは一体誰なんだい?快感に沈んでいく意識の中、
自分の身に起っている事態をまるで人事の様にクスクス笑いながら
思ったのは一体誰の事なのか…

TBCノノ





593 名前: 風と木の名無しさん 04/06/30 23:43 ID:IFHNCCjO

続き

焦点の合わない瞳で妖艶に微笑みを浮かべるニホンに、中五は頃合良しと
更に奥深くに手を延ばす。

ニホンが思っていたのは、あの青い空の下の乾し草の匂い……………

気がつくと中五は、6枚のタタミマットに囲まれて
身動きができなくなっていた。
「中五、君は良い隣人だよ?でもね、ここは僕の家なんだ。
君がどう主張しようとさ。
今までの僕とはちょっと違うって事を、認めてくれても
良い頃じゃないかな?」

中五の気付く間もなく、きちんと身繕いしたニホンの微笑みに
うなじの毛がかすかに逆立つのを感じながら、
中五は彼が去っていく背中を見つめていた。


って、思わず希望ぶち込みニホンたん!
「奥底」、とか「沈む」で海底を感じていただけれぶわっ!ァゥぁぅ…

あぁ、流れを読まずにカキコしてしまいました。
スーダンたん………